「韓国の全羅道の方では「鳥葬」といって、死んだ人、死体を木の上に置いておいて、それを鳥が少しづつ持っていくってのがあったでしょ?
「えーい、それは極一部の地域でしょ。そんなことはあまりしませんよ。小さな島なんかで行われていたことでしょ。
「そうか。それと、全羅道では独身の人が死んでしまった時、結婚相手を見つけてあげて結婚式を挙げてたんですよね。
「ああ、それは慶尚道でもありましたよ。結婚前に死んだ人の結婚式を必ずするってことではないです。その家に何か悪いことが起こった時に、<悪いことが起こるのは結婚出来ずに死んだ子の霊の仕業だろう>と解釈して、その霊を鎮めるために、死んだ子を他の家の人(同様に結婚前に死んだ人)と結婚させるわけですよ。
「ええ。
「今はインターネットの時代だから違うんでしょうけど、昔は結婚相手をどうやってみつけていたんでしょうね。
「そうですよね。歳とか合わせなければいけないだろうし。
「あと、この両方の家の関係が面白いです。もちろん法律的にはなんの関係もないですが、死者同士の結婚式のあと姻戚づきあいをするかどうかですよね。する場合、しない場合があるんじゃないでしょうか。
[2008-04]