以前、「海外デビュー御一行様」という文で、
(カラオケ屋で)日韓歌合戦が繰り広げられる。「うさぎさんチーム、アッパの青春!」「たぬきさんチーム、おふくろさん!」 …ああ、なんと美しい光景でしょう。
と書きました。
これからする話は、「カラオケ屋に行ったら、隣のテーブルが韓国人おじさんのグループだった。このおじさんチームにカラオケ合戦を挑まれた場合どうすべきか」という内容です。
音楽資料(クリックすると音楽が出ます)
「カラオケ屋の隣のテーブル、とか言ってますが、今はカラオケBOXがほとんどで、知らないお客さんと一緒に歌うことはないのでは?」
「そうなんですよね。カラオケBOXもいいんですけど、予定調和的で突き抜けた面白さがないんですよねー。ステージのあるカラオケ屋はへんなおじさん、めちゃうまのおじさんとかいて面白いのにね。ちなみに、ステージのあるカラオケ屋は今もないわけじゃありません。もし日本から旅行に来たりした時は、このステージのあるカラオケ屋にすべきでしょうね。
そうそう、それと韓国のカラオケ屋は個人ごとに曲を入れるんじゃなくて、テーブルごとにまとまって回るんです。例えば、A、B、Cのテーブルにそれぞれ3人、4人、4人のお客さんがいた場合、日本だとリクエストした順番にAテーブルの1さん→ B1→ C1→ A2→ C2→ B2の様に曲がかかると思うんですが、韓国はA1→ A2→ A3→ B1→ B2→ B3→ B4のようにテーブルごとに順番が回っていくんです。私は日本システムの方が好きですね。特に、リクエストした人がトイレに行っちゃったりなんかした時に、同じテーブルの人が責任とってその歌を歌うのが美しい。韓国ではこの場合、「トイレに行っちゃった」と言って、その曲はとばすのが普通です。
まあしかし、カラオケのシステムというのも店によって違うだろうし、日本の今のカラオケ屋(カラオケBOXでないもの)がどうなっているかも分かりません。これまでで印象に残っているのは、東京に行った時に同行の韓国人が「日本の労働者が来る庶民的なカラオケ屋がある」と言うので一緒に行ったら、そこはカラオケスナックみたいなところで、まあ、本当にジャンバーを着た近所の工場の労働者たち(?)が来ていた時でしょうか。ここでのカラオケ合戦はかなり良かった思い出があります」
[2007-08]