日曜日の午前10時半頃。
コートと財布がないことに気がつく。財布がないのは理解が出来るとしてコートがないってのはどういうことなのだろうか…。むき出しの4,000ウォンがあり、これを見るとどうやらタクシーの支払いをする時点で既に財布はなく、財布とは別の封筒に入っていた金からタクシー代を払ったようだが…。
同日の午後6時頃。
土曜日の最後に酒を飲んだポジャンマチャの所に行くがポジャンマチャはない。近くを掃除していた守衛のおじさんに訊くと「ポジャンマチャは日曜は休み。月曜から土曜までは夜9時ごろに店を開く」と。
同日の約15分後。
交番で財布とコートの紛失届けをする。しかし、この届け出は財布を捜す上ではほとんど意味がないようだ。財布がどこかの交番に届けられたら財布にある身分証明書などを見て落とし主宛てに送付するとのこと。
同日の約1時間後。
オフィスでクレジットカードと銀行キャッシュカードの紛失届けを電話でする。外国人登録番号が韓国人の住民登録番号と桁数などが違うため(?)エラーが出たりして手間取る。
月曜日の午前9時頃。
一緒に酒を飲んでいた人とやっと連絡がとれる。ポジャンマチャで別れる時にどのようだったか記憶はないと。
同日の午後8時45分頃。
ポジャンマチャの場所に到着。ぽつねんと腰を下ろしている厨房のおばさん。「ここで働いているんですよね」「そうよ」「お店は何時に開きます?」「9時。どうしたの」「土曜日に失くしたものがあって」「もう少し待てば開くわよ」
同日の午後9時10分頃。
同じ場所を訪ねるとオレンジ色のポジャンマチャが建っていた。風が強い日で、おじさんおばさんが建て付けの具合をみている。ビニールのドアをかき分けて店内に入ったらおばさんが大きなビニールの包みを出して来た。包みをほどいてコートを出しながら「アニー。あの日、呼んだのにすぐ行っちゃうんだもの」
同日の午後9時40分頃。
麻浦で祝杯をあげる。
[2006-11]