あ、はい。わかりました。じゃ、適当に質問して下さい。
いや、それほど多くないと思いますよ。
韓国に来て数年が過ぎ韓国語が安定時期に入ったら、当然中国語(orロシア語)を学ぶべきなんでしょうが、どうも、韓国語だけで満足しちゃってる人が多いってことです。地図開いてみれば、中国語、ロシア語は避けて通れない、中国語ロシア語は必須ってことが分かるはずなんですが…。
ええ、いないわけではありません。私の知っている人では二人いました。
一人はソウルの中国語学院(語学学校)に通い始めたのですが、始まって1ヶ月ぐらいに家族の紹介をするという宿題があって、「私は妻と二人の娘がいます。二人の娘は小学生です」のように作文してそれを授業時間に発表しなければならないのですが、この日本人の場合、事情が複雑で、韓国人女性と結婚したはいいけど、妻の弟夫婦+子供一人が転がり込んできて、自分はまた別の所に部屋を借りて住んでたりしていたわけですよ。
それで、先生が「来週は皆さんの家族について中国語で説明して下さいね」なんて朗らかに言うんだけど、「自分は結婚したはずなのに一人で部屋借りて住んでいる事由」をすらすら中国語で説明できるはずないじゃないですか。
それでどうしたかって? もちろん、その友達は家族説明の日は授業を欠席しましたよ。そして、欠席癖がついて、中国語は挫折したようです。
もう一人の日本人は中国人からプライベートレッスンを受けていましたが、簡単な旅行会話ができる前に駄目になったそうです。
まあ、プライベートレッスンといっても中国人の大学生に来てもらうだけなので、学ぶ側が勉強の仕方をよく知っている必要があると思います。
ああ、あとは中国に流れて行った人たちが数人います。この人たちは中国に行った後多分韓国には帰って来ていないので今どうしているか分かりません。
そうですね。中国人から「漢語難不難?」と訊かれたら私は「不難不容易」(難しくもなく易しくもない)と答えます。
確かに韓国語を勉強するのに比べて3倍ぐらいの時間はかかると思いますが、語尾の活用はないし、尊敬語もないのでラクな点はあります。それに、在韓日本人としての中国語ってことならそんな複雑な話は出来なくてもいい、と割り切ればいいんじゃないですか。
「どこで生まれた?」
「私は北京で生まれた」
「病院で生まれた? 家で生まれた?」
「病院で生まれた」
「昔日本では人々は家で生まれた」
「そう?」
「犬と同じ」
「あはは」
これで十分だと思います。
[2006-05]