2週間ぐらい前のこと。8人で連れ立って昼食に行きました。
行った先は歩いて15分ぐらいかかるところで、「なんでこんなに歩かされるんだよー」と思いましたが、いやあ、着いた店が相当にワンダフルだったので、こうして文を書いている次第です。
まず、飲み物として生ぬるいキョルミョン茶が出てきました。普通に水や麦茶じゃないところがいいですね。このキョルミョン茶だけで期待感が十分に高まってしまいます。
料理を注文すると、まずサービスのキムチが出てきました。普通の白菜キムチと、白菜の水キムチ。この普通の白菜キムチが途方もなく旨いものでした。とに角、同行の7人の韓国人が口を揃え「旨い旨い」と言い、「これまで食べたキムチの中で一番旨い」と言うをぢもいるくらいでした。
当然、私もびっくりしました。私の場合、「旨いキムチ=コクのあるキムチ」という認識を持っていたのですが、この店のキムチはコクがそれほどあるわけじゃないのに旨い。かと言って、さっぱり系のキムチの旨さでもない。
説明が難しくて困ってしまうのですが、これまで私の頭の中にあった「キムチの定義」を修正せざるを得ないほど、このキムチは美味しかったのです。
水キムチも微妙な味で良かった。
この店は50席ぐらいあるのに、30代半ばの女性が一人でホール担当している。料理を作るのは70代(?)のおばあさん一人のようです。
注文したスユク(豚肉を蒸したもの)が出てきました。スユクの場合、店によって旨い不味いはあまりはっきり出ないと思う。まあ、これは普通でした。
次に出てきたのはビンデットク(強いて言えばお好み焼きに近いもの)。うん、これはびっくりするほど旨いというわけではなかったのですが、分厚くて外側がカリカリ、何よりも不恰好なのが高得点だったと思います。誰かが「素朴でいい!」と言っていました。
そしてラストは餃子スープ。これも素朴系で良かった。一般に餃子スープと言うと「餃子の皮は薄いほど高級」みたいに思われているんでしょうけど、この店の場合は高級云々にはハナから興味がないので、「餃子の皮厚め、しかも形は不恰好」で出てきます。
この他にこの店の特徴としては、
などがあります。いま、「天然記念物」という言葉が思い浮かびました。
[2006-04]