やあ、キミたち!
1週間ぐらい前にウチにやって来た韓国人が、「部屋の使い方がいろいろ変わっているが、特にテレビを床の上に直に置いてあるのが変だ」と言うわけさ。「韓国人はこういう置き方はしない」と。
うん。確かに韓国人の家では必ずテレビは台の上に置いてある。床の上にペタリと置いている人は下宿生ぐらいだけかもしれない。
韓国人はなぜテレビの床置きをしないのか。
そもそもなんだけど。
韓国は日本よりもスムーズにテーブル・椅子生活に移行したとは言えるよね。テレビドラマなんかを見ていると、家の中のシステムは、
と、大体はこんな感じだと思うんだけど、実はオンドル(床下暖房)はリビング・ダイニングを含め全ての部屋に入っている。(そういった意味では、よく言われる「日本=畳、韓国=オンドル」ってのは変な比べ方だよね。)
日本の場合、畳の部屋にカーペットを敷いて無理やり洋室風に使うということをしたりするんだけど、韓国はそんな必要はなく、そのままソファーやソファーテーブルを置けばよろしいのである。日本では、和室にソファーを置くと「和洋折衷」という言葉がまとわりつくことになるんだけど、韓国ではそんなややこしいことなくそのままイケてしまう。
便利っちゃ便利なんだけど、なんていうかなあ、床の間つきの和室にはソファーなんぞを受け付けない美しさがあるわけで、オンドル部屋にその種の美しさを求めちゃいけないんだろうか。
具体的にはさ、「ソファーが置ける余裕があってもソファーは置かずに敢えて座卓にする、または空間に何も置かない」というリッチ層が出て来て欲しいってことなんだけど、どうだろうか。「僕たちもっとユカにんげん!」みたいなキャッチコピーでさ。
[2006-01]