はい、119番です。
麻浦区××洞に住んでいるんですけどね、家の中に浴室があるじゃないですか。その浴室のドアを中からボタンを押して閉めてしまって、浴室に入れなくなってしまったんです。
浴室の中に誰かいますか。
はい、98歳になる婆さんが閉じ込められています。
分かりました! 119救助隊が直ちに出動します!
うわぁ、やっぱりこういう展開にすべきだったのかー。実際の流れは次のようだった。
はい、119番です。
麻浦区××洞に住んでいるんですけどね、家の中に浴室があるじゃないですか。その浴室のドアを中からボタンを押して閉めてしまって、浴室に入れなくなってしまったんです。
浴室の中に誰かいますか。
いいえ、誰もいません。
そうですかー。鍵あけ業者には連絡してみました?
連絡したんですけどね、日曜日だから出張できないって。それで119に電話したんですよ。
分かりました。じゃあ、こちらの方から鍵あけ協会に連絡してみて、鍵あけ業者がそちらに行くか、そうでなければ119救助隊が行くようにします。鍵あけ業者が行く時は無料じゃないですよ。
分かってます。
まあ、全体的には119番は親切だったわ。この後、「連絡がついたので業者からそちらに連絡が行くはず。出張料金は1万ウォンである」との連絡が来た。そして、業者から「あと15分ぐらいでそちらに到着できると思うのでお待ちください」との連絡が来た。
そして業者が来てドアが開くようにしてくれた、と。
それで、どうでした。ドアはすぐに開くようになったんですか。
そうですね、プロがやることなんで、1、2分で出来るような気がしたんですが、実際は5分以上かかっていました。来たのが韓国人だったんでイマイチだったかな、と。もし中国人が来てくれたら中国人は手先が器用なんで瞬時に開けてくれそうな気がするんですけど。いや、マジで。
1万ウォンという金額についてはどう思いますか。
安くてよかったです。まあ、どこから来るのかにもよるんでしょうけどね。それにしても、最近ふと思うんですが、出張費・サービス料・チップ・なんとか会費とか、こんな形でお金がどんどん出て行って、何か形のあるモノを購入して代金を支払った、みたいな記憶があまりないんですけど。21世紀のお金の遣い方ってのはこういう風なんですか。
その他に言いたいことはありますか。
119に電話する時に携帯電話ではなく固定電話を使ったんですが、相手の人がこちらの住所を把握していたので、こちら側から住所番地を言う手間が省けて良かったです。
[2006-01]