今回はお中元お歳暮について尻切れトンボで書いてみようと思います。
私の知っている人で、ある組織の長(のようなもの)をしている人がいるんですが、その人は毎年秋夕(チュソク)と旧正月には職員(数十人)の自宅に品物を送るそうです。具体的にこれまでどんなものを送ってきたかというと、
です。これを見ると分かる通り、「消え物(食べ物)」で「韓国チックなもの」ってことが分かりますね。コンセプトがしっかりしています。
では、この人の送っているギフトは正解かどうかっていうとそれは不正解。宅配業者に配達を頼んでいるんだけど、配達が遅れて秋夕の二日目に配達されることもあったんだとか。また、キムチは旧正月のギフトとしてはともかく秋夕時は問題あり。気温が高いと、キムチは配達されるまでに発酵がすすんでしまい、箱を開けた時に爆発することがあるそうなのです。
そんなこんなで、配達が遅くなったキムチなどは商品を受け取り拒否した人もいたのだとか…。
一般的に韓国では季節のギフト(秋夕・旧正月)っていうと、質より量、とりあえず嵩張るものを贈ろうとする傾向があるようです。私がこれまで贈られたものだと、化粧品セット、ハルラボン(済州道の柑橘)、大根の粕漬などがありました。ハルラボンなどは暖房の効いたオフィスに置いてあったものだから、持ち帰った時点で30%ぐらいは傷んでいました。
とにかく、韓国ではもらう人の事情にお構いなく「送りつける」「押しつける」という印象が強いです。
では、上記の組織長は何を送るべきだったのでしょうか。この話しを私にしてくれた人は「松の実などは嫌いな人もないし、いいんじゃないかな」と言っていました。「松の実は値段が張るでしょ」と咎めたら、「これまで贈ったキムチやコチュジャンも高級品だったので決して安いものではなかった」とのこと。
[2005-12]