だからさ、それはいいんだけど、なぜ日本のラーメンを韓国で流行らせようとするのよ。
韓国人は日本のラーメンが嫌いなんだよ。
日本に行った韓国人が「3ヶ月ぐらい経って、ラーメンがおいしいと思うようになった」みたいなことを言ってたりするけど、ソウルにいる韓国人が日本のラーメンがおいしいと思うようになる必要性は全くないわけでさ。
大体さ、オレ自身だって、ソウルで日本のラーメン食べたいと思ったことないもん。
6,000ウォンから出してラーメン注文したところで、スープが生ぬるいやつ「なんちゃってラーメン」を出されたりするんだぜ? あと、仮にそのラーメンが旨いとしても、韓国に来て日本式のラーメンを有難がって食べているのって、結構不健全だと思うわけよ。
合理的でもないわな。5千ウォン、6千ウォン出すなら、高博士のビビン冷麺、乙密台の水冷麺を食べた方がよっぽどいいって。
だからさ、新村や明洞なんかの繁華街にラーメン屋が出来たのを見ても「日本人として嬉しい」なんて気持ちは毛頭ない。「心の中で応援する」なんてことも有り得ない。
昔、新村のお好み焼きにちょくちょく通っていたことがあったけど、あれは別に日本式の食べ物が懐かしかったからじゃない。1枚3千ウォンっていう安い値段だったから行っていたんであって、パジョンでも何でも良かったんだよ。
この際だから言っちゃうと、オレは日本に帰ってもラーメン食べない人間なのよ、実は。他に食べるべきものは沢山あるし、ラーメンの適正価格は300円ぐらいだと思っているからね。無駄な金は遣わないって方針なの。
まあ、ラーメン業者でもない一消費者が「ラーメン道を究める!」とか思ってラーメン食べ比べしたりするのは勝手だし、やりたいようにやればいいんだけどさ、その結果得られるものは何なのか、少し考えた方がいいと思うよ。

▲ 乙密台のロゴ。いやー、変に洗練されていないところが泣かせるわ。
ちなみに、ここの麺はつるんつるん系ではなく、ぱふぱふ系です。それも、かなりの。

▲ 私がこの店を知っているのは、私が麻浦区に住んでいるからというより、私が延世大学関係者だからってことだと思います。この辺りまで延世大学の勢力範囲ですんで。
あと、この地図で「ホリデイインソウル」が「旧ガーデンホテル」と書かれているのが結構ツボですよね。
「この店は絶対旨いんでしょうね!」と言われると困りますが、もし誰かに「杉山君、好きな店の冷麺をご馳走してあげるよ」と言われたら、私は間違いなく乙密台を指定すると思います。
[2005-05]