ソウル在住の杉山課長は、会食の席で韓国人・S社長から「日曜日の朝、サッカーをしている。参加して下さいよ」と言われる。「じゃあ、一度見に行きます」と答えた杉山課長であったが…。
「来ましたよ」
日曜日の午前8時。麻浦区○○小学校にやって来た杉山課長は、校庭の隅で着替えているS社長を見つけて声をかけた。
「ああ、杉山さん。来ましたか」
「まだ誰も来てないんですね」
「もうじき来ますよ。服持って来ましたか」
…
と、ここまで書いて、「展開があまりにタルイな」と思い、以下を箇条書きにすることにした杉山課長。
* * * *
ゲームの結果やS社長の活躍云々は当事者たちにとってはどうでもよいこと、ましてや私にとっては何の意味もないこと。
「このようなサッカー同好会は麻浦区だけで50ある」ということと、「ガラスを割ったりゴミを出したりするので小学校には1ヶ月15万ウォン払っている」という話しが印象に残った。サッカーで楽しんでいる人の数を考えると、1ヶ月15万ウォンは安いと思う。
あとは、あれだな。小学校の校庭に作ったサッカーコートなのでずいぶん狭くて、選手がごちゃごちゃしている印象だった。広いコートの中、ドリブルで懸命にボールを運んでいた名波のことを思い出して少しジーンとしてしまったよ。
[2004-11]