- すりこみ 【刷(り)込み】
- 鳥類や哺乳類の生後ごく早い時期に起こる特殊な学習。その時期に身近に目にした動く物体を親として追従する現象で、鳴き声やにおいもこの学習の刺激となる。他の学習と異なり、一生持続する。刻印づけ。インプリンティング。
もしあなたが私と一緒にカルビ屋で食事をしたことがあるならば「あれ?」と思ったことがあるかもしれない。そう、私は白菜のキムチをサンチュで包んで食べる癖があるのです。なぜ私はこんなことをするのでしょう。野菜(白菜のキムチ)を野菜(サンチュ)で包んで食べる…。
私が韓国で生活を始めた時、その家のおばさん(全羅道出身)がまさにそういう食べ方をしていました。おそらく、肉は子供たちに食べさせて自分は残ったものを食べる、ということだったのでしょう。ことによると、肉より野菜が好きってことだったのかもしれませんが。
そして、このおばさんのキムチの食べ方が私にうつったということ。他の韓国人でキムチwithサンチュをする人はほとんどいませんから。
韓国に住み始めて半年ぐらい経つと、誰かが変なやり方をしているのを見ても「あれ?」と思うだけで真似をしたり、まして自分にうつることはあまりないのですが、韓国に来たばかりの頃に見聞きしたものは自分のスタイルになったりするようです。
例えば
などなど。
あれ?
上の辞書の説明を見ると「動く物体を親として追従」と書いてある。つまり、韓国にやって来たときに下宿のおばさんがヨガをしている人で朝から夜までほとんど動かない人だったとして、そのおばさんに感化されて自分も朝から夜までじっとしているヒトになる…ってことはないわけですね。
より正確に言うと、「仮にじっとしているヒトになったとしても、それは刷り込みとは言わない」ってことですか。
[2004-07]