あなたたち!
先生が初めて日野原重明を知ったのは今年2003年のお正月、NHK-BSを通じてのことでした。その時に思ったことは、
「韓国じゃ90歳のおじいさんおばあさんはしわくちゃな顔をして座っているだけで、<まあ、おじいさん、しっかりしてますねえ>などと言われるのに、この人は一体どういうことだ。60歳ぐらいのおじのようにきびきび行動しているぞ」
でした。
そう、この先生は93歳なのに、「おじいさん」とは決して呼べない、「おじ」としか言いようがない風体をしていたわけよ。
その後、先生は文芸春秋でこの先生の対談を読んだりしましたが、最近になってこの先生の本が出たので、書店で買い求めました。
この本、原題は「生きかた上手」なのに、韓国語版は「歳を逆さにとる健康法」となっている。韓国語の方がより即物的、狙いがストレートってことみたいね。
ちなみに原本は2001年12月の初版で、韓国語版は2003年9月の初版です。
さあ、この本を読んでみましょう。
まず、本文の活字の大きさに驚かされます。通常の新刊小説本などは13級ぐらいなのに、この本は16級ぐらいで書かれている。ターゲットとして年配の人を意識していることが見てとれる。
次に内容面です。
字が大きいのでどんどん読み進むことが出来るのですが、肝心の知りたいことがなかなか出て来ません。「私の尊敬する師はアメリカ人の○○博士である」って。「そんな話しはしなくていいから、歳を逆さにとる方法を早く教えろ!」とか思いながらページをめくっていきます。
途中まで読んだ段階で分かった健康法としては、
などがあります。
正直、8,000ウォンも出して本を買ったのに、その収穫がこれだけじゃつらいものがある。昼食のことなどは、本を読む前から知っていたわけだしね。
この先に「すごい健康法」が出て来る可能性もあるけど、それは相当に期待薄。
この本から学ぶべきことは、日野原先生がどうこうってことじゃなく、「韓国語の題につられて本を買ってはいけない」ってことなのかもね。
[2003-12]