「大統領」に関するいくつかのメモ。
1.
金大中大統領時代には、「仕事をする大統領」のニュース画面は「大統領がコンピュータの画面を見ながらマウスをぐりぐり動かしているだけ」であった。ノムヒョン大統領になってから、「コンピュータの画面を見ながらキーボードをカシャカシャッと打った後、マウス全体をバシッと打つ」に変わった。
コンピュータの扱い方としては進歩しているのかも知れないが、不自然さはむしろ増していると思う。キーボードをカシャカシャ打った後はエンターキーをバシッと打ってもらいたい。
2.
私の回りでは、ノムヒョン大統領の評判はあまり良くない。政策どうこうもあるのだろうし、顔がとっちゃん坊やのようだということも影響しているのだろう。
ノムヒョンのシンパの中ではこんな風に言う人もいる。「金大中大統領の年齢は、普通なら孫の名前も憶えられないような歳ですよ。それが大統領をしていたなんて…。金泳三大統領、金大中大統領の二人が大統領したのは無駄でした。どちらか一人で良かった」。
確かに、全体の進行が5年早まって、ノムヒョン的な大統領が去年で任期が終わり今年から「ポスト・ノムヒョン」的な人物が大統領をしていたとしたらかなり素敵だったと思う。ま、「ポストなんたら」といっても、結局、道知事あがりのような多少行政慣れした人物に切り替わるだけなんだろうけれど。
3.
「大きくなったら総理大臣になる」と言う日本の男の子よりも、「大きくなったら大統領になる」と言う韓国の男の子の方が多いと思う。そもそも、日本の子供が<首相>ではなく<総理大臣>という言葉を耳にする機会は多くないはず。
それにしても、「大統領になりたい」という夢よりも、「大統領に会った時に『いよっ、大統領!』と言える人間になりたい」という夢の方がスケールが大きいと思うのだが…。そして、「いよっ、大統領!」と言った時、相手が朴正煕大統領で、「僕、大統領です!」とか答えてくれたらもう最高だよね。
[2003-09]