この前さー、妹が日本人と結婚しているっていう女の人がいてー。
おばさんだけどー。
その人、ちょくちょく日本に行ったりしているんだって。
うん。うん。
それで、そのおばさんがさー、「韓国と日本の食べ物って、似ているようでけっこう違いますよね」みたいなことを言うわけよ。
「韓国人はよく食べるけど日本人はほとんど食べない物がある」ってー。
「それは何ですか」って聞いたらー、「なつめの実」「松の実」なんかは日本人ほとんど食べないでしょ、って。
うん。
いやー、知らないよ、普通。
食べないっていうか、知らないじゃん、そもそも。なつめとか、松の実とか。
…。それはかなり特殊な例なんじゃないの?
それでさ、あと、面白いと思ってー、「反対に、日本には多いけど韓国にはほとんどない食べ物は何だと思います?」って聞いたらー。
梅干、納豆を挙げるわけ。
納豆はー、韓国のチョングクジャン(清麹醤)と比べてどうのこうのって色々しゃべってたけど?
うん、梅干は比べてなかったみたい。
* * * *
さあ、皆さん! だから、何なのか。
この韓国人おばさんの場合、<日本は鮨、天婦羅の国>という安直な表現の世界に安住せず、<梅干、納豆の国である>と定義するレベルに到達しているわけですね?
皆さんの場合はどうでしょうか。まさか、<韓国は焼肉、ビビンバの国>のようなありきたりの表現レベルに止まってはいないですよね?
あと、私の個人的な印象として、この韓国人おばさんはきっと「なつめの実」「松の実」が好きなんだろうな、ってひしひしと感じました。
梅干、納豆が好きかどうかはどうにも読み切れませんけど。
[2003-09]