今回(2003年8月)、筆者は東京を訪れ色々な所を見て回る機会を得た。その際に感じたことをいくつか述べてみたい。
フロントで。
「宅急便が届くことになっているんですが、届いていませんか」
「少々お待ち下さい。…届いていませんが」
「そうですか…」
「中身は何ですか」
「携帯電話です」
送り主に電話して聞いたところ、翌日の午前中にホテルに届く予定とのこと。
翌日。
一度出掛けてからわざわざ携帯をとりにホテルに戻るのも面倒くさいな、でもそうするしかないかな、などと思いながら10時頃フロントに行くと、携帯はすでに届いていた。
んもう。
携帯ってのはチョコレートやせんべいとは違うんだから、宅急便の品目欄に「携帯電話」と書いてあったらすぐにルームに「宅急便届きましたよ」と連絡してもらわないと…。
そもそもこのホテル、インターネット経由で予約を入れておいたのに、「そういうお客様の予約は入っていません」と答えていたらしい。理由は「お名前の読み方が間違って登録されていたので」とのことだが、<杉山>の読み方をどうやったらどのように間違えることが出来るというのか。
日本人の客相手にこのサービスだとすると、英語を使っての外国人へのサービスは一体どうなっちゃってるのだろう。
喫茶店でお茶を飲んで、代金が税込みで557円だったので、570円出しました。すると、店のおばさんが、電卓で計算してお釣りを13円よこします。
「あれ? お釣り13円って? あ、そうか」
みたいな反応を示したところ、
「ばっかじゃないの〜」
とでも言いたげな顔で笑っていた。
570円出したのはよくある勘違いであるが、570円のうち10円は受け取り拒否して、560円を受け取ってから3円のお釣りを返すのがまっとうなやり方だと思う。この電卓おばさんのやり方はいたずらに客を混乱させる。
話しは少し変わるが、韓国の場合。
6,300ウォンの買い物をしたとして、10,000ウォン出すのは問題がない。10,300ウォン出すのも、11,300ウォン出すのも問題ないと思う。
しかし、10,500ウォン・11,500ウォン出すのはやや危険。預かり金額をレジに打ち込む場合は問題ないが、つり銭を暗算で計算する場合、間違えることがある。これは、暗算が出来ないからではなく、11,500ウォン出したりする客があまりいないため、慣れていないためだと思われる。
やや大胆に言い切ってしまうと、11,500ウォン出すのは日本人式のせこい方法で、韓国人はこういうワザは使わないのである。
帰りの飛行機のリコンファームをするために全日空に電話したところ、予約が入っていないと言う。
「ANAのカードお持ちですよね」「お帰りの便ですよね」「カシャカシャ」
で、しばらくしてから、
「お客様、ありました! ファーストネーム+ラストネームではなくて、ラストネーム+ファーストネームで登録されていました!」
って、それほど大喜びするほどのことでもないと思うのだが?
ありがちなパターンだと思うのだが?
* * * *
日本のサービス業従事者は素晴らしいと韓国人がよく言っているが、それは本当にそうなのだろうか。今回の旅行で、私は「大丈夫か?ニッポン」と思ってしまった。
[2003-08]