伝統旅館
先日、コンビニで立ち読みをしていたところ、「ソウルに韓国の伝統的な旅館が出来た。しかも高級路線である」というような雑誌記事がありました。
その記事を見て私はどうしたか。
- 「ふーん」と思っただけで何もしなかった。
- 雑誌は一応購入したが、とりたてて何もしなかった。
- 雑誌は購入しなかったが、その旅館に直ちに電話をかけ、旅館にすっ飛んで行った。
答えは3番。正しくは、「記事を見た瞬間に電話をかけた」のではなく「翌朝に電話をして訪問した」なんだけどね。
基本的に私は、「なんか変だぞ。分からないぞ」と思った場合、とりあえず電話をかけて現場に向うというやり方をしています。
* * * *
えっと。この件は整理が上手く出来そうにないので、以下、箇条書き。
- 韓国には元々「旅館」という産業は発達していなかった。
- 旅行中に宿泊する必要が生じた場合は民家に泊まっていた。
- 現在、韓国に「高級な韓国式旅館」(日本の高級旅館のようなもの)はほとんどない。高級ホテルのオンドル部屋、安価な「韓式旅館」(バックパッカーが泊まるところ)はある。
- 今回の記事で取り上げられていたのは、5月17日にオープンしたソウル市チョンノ区の「楽古斉」である。
- 「楽古斉」のWebサイトは2003年5月現在準備中とのことで、写真が1枚あるだけである。
- 「楽古斉」は5部屋の宿泊ルームがあり、5名〜9名が宿泊出来る。各部屋にシャワールーム完備。
- 「楽古斉」は単なる宿泊施設ではなく、韓国文化に触れるスペースを目指したものである。
- 料金は5名までが200万ウォン。以下、1名増える毎に20万増しである。一つの団体への貸し切りスタイルをとっている。
- 上記料金は「宿泊料、夕食・朝食代、酒代、韓国文化のパフォーマンス料」が込みである。
- 冬は営業をしない。縁側(のようなところ)が寒くて何も出来ないからである。
一人当り40万ウォンという料金ですが、これは高くないと思います。5人の宿泊客に対してサービングのスタッフは7人必要で、この他に楽器の演奏や書道の指導なども行なわれるとのことです。
ここを最も手短かに紹介すると「高級なプチホテル」ということになるのでしょうが、どのようなビジネス構造になっているのか分かりませんでした。個人の道楽の延長線上にあるものとしか思えない。ま、建物にしても庭にしてもそれほど大したものではないので、思い出した頃にお客がある位でもいいんでしょうけどね。主人曰く、「面倒くさいからお客さんは週に1組ぐらいでいい」とのことでした。
[2003-05]
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