S部長のこと
S部長は私が一番最初に親しくなった韓国人です。私が韓国に住むようになった理由の十分の一ぐらいは、S部長という韓国人がいたからだったと思う。
- S部長は女子大卒の人とお見合い結婚して、女の子二人、男の子一人をもうけました。奥さんは専業主婦です。S部長の家は一戸建て。私が遊びに行った時、奥さんが「一戸建ては色々大変。アパートに住みたい」みたいなことを言っていて、部長が私に「日本人は一戸建てとアパートとどちらが好きか」と言うので、「そりゃ、お金さえあればみんな一戸建てに住みますよ〜」と答えたら、奥さんに「ほら、みろ」と威張っていました。
- S部長は大学の時、柔道部に所属していました。
- S部長は英語とフランス語が話せます。
- S部長は大手通信会社で働いていたのですが、彼の部下にやり手の女課長がいました。(なぜやり手だとわかったかというと、それは見た瞬間に分かりました。) それで、「紹介して下さいよ」と言ったら、後日電話がかかってきて、「彼女は独身主義者だそうだ。ちょっと困る」とのことでした。
- S部長は私をミアリに連れて行ってくれました。「韓国を本当に知るためには、こういう所も知らなければならない」とのことでした。また、「床屋は便利でいい」との発言も。
- S部長の友達には、広告会社の副社長、化粧品会社の部長、国会議員、輸入車販売会社のセールスマンなどがいます。私が会った限りでは、広告会社の副社長が色々な意味で最もオシャレでした。
- S部長のお母さんは熱心な仏教徒だそうです。S部長も仏教徒だそうです。
- S部長は10年ほど前に、日本の会社からヘッドハンティングの話(年俸1200万円)がありましたが断ったそうです。
- S部長は定年になったら引退して、田舎で農業をするそうです。
- S部長は結婚してから映画館で映画を観たことがありません。
- S部長はごぼうとトラジ(桔梗の根)の区別が出来ません。
- S部長の奥さんは結婚したことを後悔したことがないそうです。結婚直後に夫が中東に転勤した時心配したそうです。(ただし、この発言は夫を前にしてのもの)
うーん。実は、この部長と最近連絡がとれていません。黄色のパンツをはいて元気でやってるんだろうか。
思い出モードで色々書きつらねてみました。
[2001-12]
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