韓国は教科書問題で大騒ぎしているそうですがソウルに遊びに行っても大丈夫でしょうか、などというメールを頂きますが、はっきり言って大丈夫です。
仮に、道を歩いている時に韓国人につかまって教科書問題なんたらかんたらと言われたら、それは道を歩く時、毅然とした姿勢で歩いていなかったあなたに責任がある。「毅然とした姿勢」ってのは、「えらそうな態度で」って言い換えてもいいですけどね。
背が高い人は猫背になりやすいので注意して下さい。映画「Shall We Dance?」に出てきた姿勢矯正器具をつけてソウルに来れば背筋がまっすぐになり間違いは起こらないと思います。
あと、女性の場合だと、モデルが歩き方の練習をする時に本を頭の上に載せて歩きますが、日本の歴史教科書を頭の上に載せてソウルの街を歩いたりなんかすると韓国人が拍手を送ってくれるかもしれません。
次に、知らない人ではなくて、知り合いに教科書問題について言われる場合ですが、これも私の考えでは言われる方に問題がある。
大体が、私の場合、周りにいる人を教科書問題に興味を持ちようがないパッパラパーの人で固めてあり、難し系のハナシは話題になりません。教科書問題に関心を示しそうな人もいるのですが、その人はきちんと日本の教科書を読んでいる。そして「案外まともに作ってあるじゃないですか」などと私に言います。
つまりは、中途半端な人間を自分の周りに配置しておくことがそもそも間違いなのです。
不幸にして教科書についてどうのこうの言われたらどうするか。
これも、中途半端な態度が最もいけません。
まず、一を言われたら十言い返す作戦でいく。日本はクイズ番組が発達しているので、クイズ番組で印象に残っている問題を出せば多分相手は答えられず、「この人は歴史オタクだ〜」とリスペクトされてうまくいきます。
もう一つの方法は馬鹿を装うこと。例えば、「飛鳥時代に…」と言われたら、「『時代』を歌ったのはチャゲ&飛鳥じゃありません。中島みゆきです!」と怒って中島みゆきの歌を歌い出す、とか(注)。これも、ある意味、尊敬されると思います。
(注) … 「♪道に倒れて誰かの名を〜」を念仏のように歌うのがいいでしょう。
ただ、私自身はこの教科書が気に入っているわけではありません。20世紀の部分を見た限りで言うと、昭和天皇について2ページも割いて説明するのはヘンだし、説明するならするで他に言うべきことがあるだろうと思いました。
[2001-09]