お姉さん:みなさん、こんにちは。ソウルこども電話相談室です。この夏休みはもうどこかに遊びに行きましたか〜。きょうはスタジオに韓国人の尹(ユン)先生と日本人の原先生をお迎えしています。こんにちは。
尹先生&原先生:こんにちは。
お姉さん:先生方は、夏休みどういうご計画なんでしょう。
尹先生:きのう二人で仁川(インチョン)に行って来ましたよ。
お姉さん:あら〜、そうですか。お二人で。遊びにいらしたんですか?
原先生:うん、遊びにっていうか、ちょっと見学にね。
お姉さん:最初のお友達から電話が入っています。もしもーし。
電話:もしもし。
お姉さん:はーい。お名前はなんていうのかな?
電話:清水くにおです。
お姉さん:清水くん、もうちょっと大きな声でしゃべって下さいね。どんな相談ですか?
電話:あの〜、「韓国に住んでいる日本人はレベルが低いか変なヤツか、どちらかだ」って友達に言われたんですけど、本当ですか。
お姉さん:まあ。それは大変ね。そのお友達は日本人のお友達?韓国人のお友達?
電話:韓国人です。
お姉さん:韓国人は言いたいこと言いますからね〜。「韓国に住んでいる日本人はレベルが低いか変なヤツか、どちらかだ」と言われた。。。じゃあ、尹先生、お願いします。
尹先生:もしもし。
電話:はい。
尹先生:そのお友達とは親しいの?
電話:あまり親しくないです。
尹先生:そうかぁ。じゃあ、僕が今からいい方法を教えてあげるから、これを覚えておくといいよ。こういうことを言われた時はこう答えればいいっていう…。わかる?
電話:はい。
尹先生:1988年に韓国の国会で公聴会があったんだけどね、公聴会っていうと、国会議員が証人に色々質問するでしょ? 色々質問したんだけど、証人が「記憶にございません」「忘れました」ばかりを繰り返すわけよ。それで、質問していた国会議員が、「失礼ですがあなたは過去に精神病にかかったことはありませんか」と質問したんだよね。…もしもし?
電話:はい。
尹先生:そうしたら、その証人の答えが実にふるっていた。「それはよくわかりませんが、ある人が別の人に『精神病にかかったことがあるか』という類の質問をした場合、質問した人間、質問された人間のうち、どちらか一人は精神病患者であると思います」 いやあ、僕はこのテレビ中継を職場で見ていたんだけど、職場のみんなが「この証人(公務員)は頭がいい。能力を無駄遣いしている」って、そりゃもう感心してた。
電話:はい。
尹先生:だから、友達には、これと同じような方法で答えればいいんじゃないのかな。
お姉さん:でも、先生。清水くんは質問されたわけじゃなくて、「レベルが低いか変なヤツか、どちらかだ」って言い切られたんですよ。
尹先生:あ? あれ?
お姉さん:原先生はいかがですか。
原先生:うん、だからね、答えるってのじゃなくて、言い返すことになると思うんだよね、清水くん。
電話:はい。
原先生:だからこの場合、韓国人の友達がどうしてそういうことを言ったのかを考える必要があるんじゃないのかな。
電話:はい。
原先生:何ヶ月か前の話しなんだけど、日本のある掲示板に「鈴木」という人が「韓国の食べ物について語りましょう」ということを書いて、その時そこに出入りしていた日本人たちが「お前は本当に日本人なのか?韓国人だろ!」と言い出したことがあったのね。わかる?
電話:はい、わかります。
原先生:要するに、日本人たちが「お前、嘘つき韓国人だろ!」と言ってたわけで、これはこれでいいんだけど、次の部分がキーポイント。あ、「キーポイント」ってわかる?
電話:わかります。
原先生:重要ってことね。この前、先生が「hara」というハンドルを使って韓国のチャットルームでチャットしてたら、何人かの韓国人が「お前は本当は韓国人だろ! なぜ日本人のハンドルをつけてるんだ!」と怒りだして、どうにも困っちゃった。
お姉さん:日本人も韓国人も、人を疑うってことですか?
原先生:いや、そういうことじゃないですよ。日本人が「お前、日本人のふりをしてるけど、本当は外国人だろ!」というのは外国人を信用していないということなんだろうけど、韓国人が「お前、日本人のふりをしてるけど、本当は韓国人だろ!」というのは、自国民を疑ってるわけですからね。
お姉さん:ああ、そうですね。清水くん、わかりますか?
電話:はい。
お姉さん:わあ。清水くんは理解力がすごいのね。お姉さん、びっくり。
電話:それで、僕はどうすればいいんですか。
お姉さん:え?
電話:「レベルが低いか、ヘンなヤツ」っていう…。
お姉さん:清水くんはレベル低くないですよ。難しい話しも全部わかっちゃうんだから、レベル3ぐらいじゃないのかな。だから大丈夫! お父さんはどうか分からないけど。
電話:じゃあ、ヘンなヤツってことですか?
お姉さん:さあ、それもどうかしらねぇ。まず、そのお友達に、「ヘンなヤツってどういう意味?」って聞いた方がいいんじゃないのかな。そして、またお姉さんに電話してね。
電話:はい。
お姉さん:じゃ、またね。さようなら。
電話:さようなら。
お姉さん:ということでしたけど、尹先生、実際のところはどうなんですか。
尹先生:イヤ、やっぱり、まともな韓国人なら日本じゃなくてアメリカを目指すのが普通なわけですから、日本人も事情は同じじゃないんですか? つまり、韓国に来る時点ですでにアウトである、という見方があるわけでね。
原先生:私は、四六時中韓国の悪口を言ってる日本人が理解できないですよ。韓国人じゃなくても、じゃ日本に帰れって言いたくなっちゃう。でも、ソウルは夜涼しいからいいですよ。ジョギングなんかも夜してる人が多いですよ。
お姉さん:すみません。ここでコマーシャル入ります。
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お姉さん:鏡よ鏡、鏡さん…。いちろーくん、まっくん、元気かな〜。ももくん、まみちゃん、冷たいものばっかり食べちゃだめよ〜。かっくん、ありくん、来週また会おうね〜。
原先生:これは…。 大昔うつみみどりがやってたロンパールームのエンディングじゃないですか! 番組間違えてる…。
尹先生:まあ、いいじゃないですか。暑中見舞い代わりってことで。
お姉さん:ババンバ、バンバンバン♪ かずくん、なみちゃん、歯みがいたか? ババンバ、バンバンバン♪ ともくん、ひとみちゃん、風呂入ったか? ババンバ、バンバンバン♪ ひろしくん、さとしくん、早く寝ろよ! それではみなさん、
尹先生&原先生:また、来週ぅ〜
[2001-07]