先日行ったパン屋で、ダニエルなんとか?の「ピノキオ」がかかっていました。この歌がこの世に出てきてから、かれこれ30年ぐらい経つんでない? ちょっと懐かしくて、何を買うでもなく、パン屋の中をうろうろしてしまいました。
一般に、韓国の人ってフレンチポップスなりシャンソンなりが好きみたい。ジルベール・ベコーとかエンリコ・マシアス(?)とか、道を歩いていたりテレビをつけていたりすると時々耳にします。
それと、音楽の寿命が長いということかな? 「黒猫のタンゴ」などは、聴きたくもないのに今でもどこからか流れてくることがあります。
音楽についても、他の文化と同様、世代間でくっきり棲み分けがされています。じいさんばあさんの音楽性には恐ろしいものがある。おじさんたちのカラオケの盛り上がり方はすごい。若い人の歌にはついていけない。
ということで、各層がそれぞれに音楽を楽しむ世界が展開されているわけですね。バスの運転手は自分が好きなポンチャクかけ放題だし。
私の場合、韓国の歌は具チャンモがスタートでした。私が韓国に旅行に来た時に人気があった歌手です。某女性大学院生の推薦でカセットテープを買って日本に帰りました。「ヒナリ」など、メロディーはチンタラチンタラしているんだけど、歌詞がなかなかよかった。
それから、忘れてならないチョ・ドクベ。彼の歌にいつどこで出会ったのか忘れてしまいましたが、「僕はチョ・ドクベの歌が好きなんだよ」と言ったら、某韓国人女性、次に会った時にチョ・ドクベの新しいCDをプレゼントしてくれました。うーむ。チョ・ドクベのファンはこのように恩恵をこうむる「チョ・ドクベ効果」とでも言うべきものがある。あ、このプレゼントは愛情表現じゃなかったと思いますよ。そういう間柄じゃなかったし。ただ、チョ・ドクベの歌はファルセットだか何だかがあって、カラオケのレパートリーにするには相当にシンドイ。高音部で声が出なくなってしまうので、親しい人の前でなければ歌えません。
話しは変わりますが、私は韓国に来てから5年目ぐらいに「森進一は偉大である」と思うようになりました。よく分かりませんが、韓国のおじさんで前川清の歌が好きな人を何人か見ました。歌い方次第でしょうが、さらっとしていて歌いやすいのかもしれません。
音楽の話しは、どうも独り善がりになる傾向がありますね。多くを語らない方がよさそうです。
[2001-04]