韓国のお店のシステムは結構アバウトです。
例えば、私がお昼ご飯を食べにお店に行って、カルビタン(4,000ウォン)を注文したとしましょうか。
ご飯とカルビタンと副菜が出てきます。副菜の種類、数は店によって違いますが、3〜5種類ぐらいで、例えば、白菜のキムチ、大根のキムチ、もやしの和えもの、茄子の炒め物、とかこんな感じ。野菜類が多いです。野菜以外だと、卵を使った料理あたり。
で、一人で行った時、このように料理が出て来て、副菜は足りなければお代わりがもらえます。何も言わないでも「お客さん、○○をもっと差し上げましょうか」と気を利かしてくれることもある。
ご飯のお代わりもサービスしてくれるところがありますが、通常は一杯1,000ウォンの追加料金になります。
私はご飯のお代わりをもらうことはあまりありませんが、茄子のおかず、椎茸関係のおかずはかならずお代わりをもらうことになっています。「好きだから」というより、使命感、宗教に近いものだと言った方が適切かも。
さて、ここまでは別段問題はないのですが、二人でこの店に行った時はどうなるのでしょうか。
出てくるものは、カルビタン二つ、ご飯二つ、副菜3〜5皿です。つまり、一人で行っても二人で行っても副菜の量は同じです。(三人だと、同じだったり倍になったり。)
「えーい、そんなもん。お代わり無料なら同じ事じゃん」とお思いになる方はデリカシーが欠如している人です。
もし、私と一緒に行った人が茄子を激しく愛している人ならどうなるでしょう。茄子を一人二皿食べるためには、茄子料理を3回お代わりしなければなりません。恥かしい。店中の笑い者になる。私には到底できないことです。
私に出来ることはせいぜい、茄子をどんどん平らげて「わあ、おばさん、この料理めちゃうま! あと二つ持って来て!」と言う程度。しかし、これでも一人あたま一皿半でしかありません。
ふうむ。韓国のメシ屋の絶対的矛盾。二人で行くと損をする。
メシ屋の形態は上記が基本パターンです。少数派としては、キムチなどがテーブルの上の小さな器に入っていて食べたいだけとるようになっている店、重量制でお金をとるお店(サラダバーなど)、バイキング制などがあります。
バイキングも、ピンはホテルの数万ウォンのものから、キリは街の4,000ウォンのものまで色々です。「食事はバイキング制」っていう下宿もあります。
[2000-04]