デパートの食品売場もスーパーマーケットも好きだけど、近所の店も好き。
肉屋、パン屋、乾物屋、八百屋…。
韓国ならではのものとして、唐辛子屋ってのもあります。唐辛子だけ専門に売っている。一番ヘンなのが黒ヤギ屋。女性なんかが黒ヤギのエキスを飲むらしい。詳しいことは調べたことがありません。
私が一番よく行くのは八百屋でしょうか。八百屋のおじさんは肌がつるつるしていて、この店で買い物をすると長生きができそうな気がしてきます。ここだけの話ですが、実は私、ぬか床を持っているんですよねえ。あまりに「正しい日本人」をしています。あと、甚平も2着持ってる。和服で街歩くのはちょっとヤバイけど、夏の夜、近くの店に行ったりする時は甚平でも大丈夫みたい。
肉屋には入ったことがありません。だから、肉の買い方がいまだにわからない。韓国でも肉屋のおじさんって大体太っています。店先で包丁研いでる。
何屋、何屋、って言っても、区別があいまいなところもあります。隣り合わせで乾物屋、魚屋、八百屋が並んでいるのですが、どの店でも豆腐を売っている。あ、結局、韓国には豆腐屋がないってこと?
パン屋はどの店も若夫婦がやっていて、必ず子供が二人いる。パン屋は子供が早く出来る。私はこれを「パン屋におけるイースト菌効果」と名づけているのですが、みなさんの近くのパン屋さんはどうでしょうか。
まあ、もう少し真面目に考えると、パン屋を開業するのは他の店(例えば魚屋)を始めるのと違う面があるかもしれません。魚屋なんかはお父さんから引き継ぐ場合が多い。パン屋は、経験がない人でも比較的容易に始められる商売。若い人が「店をやるぞ」って時に、パン屋はきれいっぽい仕事だし、冷たい水に触ったりしなくていいから、候補になりやすいのかもしれない。チェーン加盟って手もあるし。
うむむ〜。でもこれだと、「必ず子供が二人いる」説明が出来てないのか。
仕方がないので、昔本で読んだジョーク(多分フランスのジョーク)を紹介して終わりにします。
初老の男たちが集まって、嘆いていた。年をとって、ナニが役立たなくなったというのである。
そのうちの一人が言った。「パンはいいぞ。パンにはイースト菌が含まれていて、それが効くんだ」
これを聞いたある男、「いいことを聞いた」と思い、早速パン屋に出掛けて行った。
男「おい、パンだ。パンをくれ!」
店員「はい。いかほど差し上げましょうか」
男「う〜ん、そうだな。5斤くれ」
店員「5斤もですか、旦那。そんなにたくさん買ってどうするんですか。2、3日もすると固くなってしまいますよ」
男「え? そんなに早く?」
[2000-03]