携帯電話の着信メロディー。
携帯電話を買ったら内蔵されていたメロディーは12曲でした。この中から選ばなければいけないということで、「ボレロ」を選択したのですが…。
ある日、地下鉄の中で「ボレロ」が鳴り出して、その音のする方を見ると、割とダサめのおばさんが携帯電話を取り出しているところでした。「ボレロはまずいぞ〜!」とか思って、その日からは他のメロディにしました。「ボレロ」はテレビドラマの中の携帯でもよく鳴る音楽のようです。おばさんと同じじゃイヤだし、テレビドラマの中によく出てくる着メロと同じじゃ不便ですよね。
12曲の中から選ぶって言っても、この中にはむか〜し昔の音楽(日本で言えば三橋美智也のような感じのもの)も入っているわけでして、選択の幅はきわめて狭いです。はずしの感覚で大昔の流行歌を入れておくってのもオシャレかも知れませんが、着メロは見知らぬ人の前で鳴るわけですから、三橋美智也じゃやっぱり困る。
内蔵されている曲が嫌な場合、通信会社に電話をかけてヒット曲などをダウンロードしてくることになります。情報料が30秒50ウォンかかる。ダウンロードするのになんだかんだで5分くらいはかかります。
着メロを変えるのにお金と手間暇をかけるかどうかはその人の価値観の問題でしょうが、韓国の街中歩いてて、他の人の携帯から、例えば最近流行の曲「パックォ!パックォ!」とか聞こえてことはありません。若い人はメロディじゃなくて信号音にしている人が結構多いのかな。
私はもともと、楽譜をもとに好きな音楽を手で入力したいと思っていたのですが、韓国の携帯電話はそれができないそうです。
韓国って、自分で手を加えて人と微妙に違うものにするって考え方が希薄なのかも。ファッションやインテリアなんかでも、金遣って終わりという感じ? 自分なりの工夫をして見る人を楽しませてくれる人ってそうそういないと思います。
[2000-03]