ふつうに「チャンポン」というと、長崎ちゃんぽんを思い出します。おいしい。皿うどんも好き。
韓国人が「チャンポン」っていうと、それはどんな物でしょうか?
昔、東京に韓国人がやっている中華料理屋があり、そこのチャンポンが結構私のお気に入りでした。材料はチャンポンなんだけど、唐辛子がおもいっきり入っている。スープ真っ赤っか。
もちろん、韓国の中華料理屋のチャンポンもこれと同じものです。しかし、私はソウルに来てからはこの韓国式チャンポンはあまり食べません。理由を簡単に言ってしまえば、「中華の店に入ってまで辛い物を食いたくない」ということでしょうか。
さて、「チャンポン」には料理の名前の他に、「まぜこぜにする」という意味があります。「焼酎とウィスキーをチャンポンで飲むのはよくない」という風に。日本語も韓国語も同じですね。
よく、日本語と韓国語をチャンポンにして話す人がいますが、私はこの神経が理解できない。
何でもいいんですが、例えば、「マノン持ってる?」とか「アイェ、○○するとか」なんて具合。ここで、「マノン」は「一万ウォン」、「アイェ」は「いっそ」の意味です。
そもそも、韓国語と日本語は発音の仕方が相当に違う。万(まん)と言う言葉は、韓国語では「ま」の部分がやや長く、「ん」は舌が歯茎につくべき音です。「ウォン」は唇を突き出す音。こういう音を日本語に乗せようってのに無理があります。
で、必然的に日本語の中で使う韓国語の単語は日本語式の発音でなされるわけですが、うーむ、話す方も聞く方も疲れるだけだと思います。韓国語の発音も下手になってしまうんじゃないの?
日本語で話すなら日本語、韓国語で話すなら韓国語。はっきりせい、と言いたいです。
上の方で「この神経が理解できない」と書きましたが、つまりは「チャンポンで話す人は神経ががさつ」ってことだと思います。
[2000-03]