もしかして、日本では「韓国の女性はきつい」って思われていますか? っていうか、ものの本なんかによくそう書いてありますよね。
うーむ。この「きつい」って言葉の意味がイマイチ曖昧なのですが。
まず、日本にいる韓国人女性は海外に住んでいる女性だということを認識しなければなりません。男性が海外に住む場合は、会社の保護下におかれて海外に出て行くだけであったりするわけですが、女性の場合は身一つで出て行く場合が多いわけですよね。また、同じように会社から派遣されるにしても、男性社員が海外に行くのはローテーションの一環だったりするわけですが、海外に出る女性社員の場合、それなりの方法でそれなりに選抜された人だと思います。
してみれば、海外に出ている女性が、日本人にしても韓国人にしても、性格がドメスティックな人(国内にとどまる人)と違うのは当然でしょう。これを「きつい」と表現するか「積極的」と表現するかは別にして。
要するに、国内にとどまっている日本人女性と海外進出を果たした韓国人女性を直に比較するのは無理があるということです。
では、韓国内にいる韓国人女性ってどうなんでしょうか。
もちろん、千差万別。
ぼーっとしている人もあれば、非常にシャープで仕事をばりばりこなしている人もいます。仕事は完璧で速いけど、フツーに話をしている分にはそういうことを感じさせない女性もいる。
ただ、先日日本人某男性が言っていたことですが。
この男性、ソウル暮らしがかなり長い男性で、久しぶりに日本に行って来て言うには、「日本の女の人のあの<ほわーん>とした感じがとてもよかった」とのことでした。
<ほわーん><ぽわーん>
日本の女性が、「え〜、それってホントですかぁ?」「うそみたい〜」と言う時のつかみどころがない感じ。
それでいて、よく気がつくし、きっちりしている。
この<ほわーん>感覚は韓国にはないようです。韓国で<ほわーん>は、単なるお馬鹿さんになってしまう。
韓国人は日本国内にいる女性をどう見ているのでしょうか。
10年近く前の話ですが、某韓国人が東京事務所長として東京に赴任しました。その時、その東京事務所には女性が一人いて、月給30万円で働いていたそうです。
「うおぉ。日本は人件費がむちゃくちゃ高いなあ」とその事務所長はびっくりしましたが、しばらくしてもう一度びっくりすることになりました。なぜって、その女性は、韓国人女性に比べ仕事がとてつもなく速かったからです。「これで30万円は安い!」と思ったそうです。
韓国人の女性は仕事がない時、小説本を読んだりしている。自分で仕事を作るとか組み立てていくとかしないのです。(一般的に、ね)
まあ、つまるところ、周りがそういう事を要求しないからやっていないのでしょうけど。
「どうも、韓国の女の人って仕事の密度が濃くないよね」と言ったら、前出の日本人男性、「男もそうですよ。みんなラクしてますよー」とのこと。ま、そうかもね。韓国人サラリーマンの方が日本人サラリーマンより色々な面で幸せだ、というのが私の持論なのでした。
[2000-01]