私は、真夏の北京と真冬の北京しか知りません。夏の北京も暑かったぁ。
タクシーを一日借り切って見物してまわったことがあったのですが、途中、駐車場で運転手が友達(ガイドさん?とバスの運転手)と一緒になりました。
そして、私から少し離れたところで、その友達が「お前んとは何語で話ししてんだ。客は中国語が話せるのか?」と聞いていました。我が運転手の答えは、「うちの客は中国語が上手だぞ。テストしてみろよ」でした。
おお。大変なことになった。運転手の名誉にかけても、このテストに合格しなければ。(しっかし、なんで観光客が会話力のテストを受けなければならないんだ?)
第1問.「あなたの名前は?」 わあ、簡単。
第2問.「あなたはどこの国から来たか」 楽勝! 「私はソウルから来た。しかし、私は日本人である」 あ、でもこの答えだと「日本出発、ソウル経由で北京に来た」ととられちゃうかも。ま、いいか。
第3問.「あなたの故郷は東京か?」 「いいえ」 いらぬことは答えない。
第4問.「東京から遠いか?」 質問の展開が読めちゃうんだってばー。「それほど遠くない。東京から電車に乗って要一個小時」 V! V!
第5問.「そこはノンイエティタイか、コンイエティタイか?」 はぁ? ノンイエティタイ? 「ノンイエティタイ」
テストは第5問めで失格。運転手たちはまた身内でおしゃべりを始めました。結局、おもちゃにされていた私。
あとで考えると、第5問は「農業地帯か工業地帯か」を問うていたようです。漢字四文字の言葉は反則だってウチのお父さんが言ってたぞー。プンプン。
それから、一問だめだと即失格、ってのはずいぶんなシステムじゃないでしょうか? ウルトラクイズやってんじゃないんだから。トランプの七並べだってパス3回までは出来るのに。
この時の旅行で、中国人に聞かれた一番最初の質問は「ソウルの女の子は綺麗か?」でした。
そして、最も難しい質問が「天皇制は宗教か?」でした。
[1999-08]