韓国のコンピュータ事情はすっきりしていてなかなかヨイ、というお話しです。
日本では、コンピュータを買うとなると、まず、NECにするかIBM互換型にするか、はたまたMACにするか、考えなければなりませんでした。最近はメーカー間の差がほとんどなくなったり、または小さくなったりしているようですが。
韓国の場合、人民機(NECのようなもの)がなかったので、とてもシンプルでした。IBM互換型とMACだけ。私は「これが世界の標準だ!」などと宣伝していた東芝のノートブックを日本から持ち込んで使い始めました。当時韓国では、東芝のノートブックを持ってる人が結構いたらしくて、韓国の通信ソフト、ワープロソフトも東芝に対応していました。(今でも東芝のファンは多い模様です − ハングルキーボードのも売っている)
日本人や日本に留学していた人で、NECのコンピュータを韓国に持ち込んで使っている人もいましたが、韓国内の通信には使えず、大体は日本語ワープロマシンとして使っていたようです。(もっとも、さすがNEC帝国、NEC用で日韓混在処理ができるソフトがあって、これを使って本を作った人もいました。)
私は日本にいる時から、NECと聞くとどうも田舎っぽいイメージがして好きではありませんでしたが、NECのコンピュータを韓国に持ち込んだ人からなんやかんやと相談されるたび、「えーい、NECの人民コンピュータを日本海外で使おうとしているおぬしが間違っとるのじゃ!」と答えて終わりにしていました。
今振り返ってみると、昔のNECの存在って今のヤフーのようなものだったのでしょうか。(←我ながら言い得て妙?)
日本ではかな漢字を併用していて、かな漢字変換、日本語の処理が結構な問題になったりもしています。(例:誤変換で思考を妨げられる、など) でも、韓国ではすっきり。
掲示板やニュースページ、チャットは99%がハングルで、漢字は使わない。そもそも、新聞や本でも漢字をほとんど使っていないんですから。
私は「もっと漢字を使ったほうがいいんでないかい?」と思っていますが、「漢字ってなんか面倒でぇ〜」と言う韓国人の気持ちも理解できます。
特にチャットルームは掲示板へのアップなどと違い、文字入力時の速度、快感度が結構重要なはずで、私は日本語のチャットというのは昔一回しただけでよくわからないのですが、かな漢字変換しながらのチャットって面白いのかなと思ってしまいます。少なくとも、スポーツの快感に通じるものはないでしょうね。
「ハングルのチャットはいいよぉ」です。
私はいつも、ソファのテーブルの上にノートブックを載せ、ソファの前に座り込んでインターネットしていますが、その場合オンドル部屋全体がマウスパッドとして使えます。もし畳にじゅうたん敷きだったら、こうはいかないでしょう。
もともと私は、和室と洋室がチャンポンになっている日本の住宅が好きではなかった。田舎の家なんかで畳がデェーッと敷かれているのはいいんですけど、東京の2DKで和室洋室一部屋づつなんてつくり、馬鹿みたいだと思っていました。
いまいるここは、もちろん畳の部屋なんぞはありません。
床の掃除をあまりしていないので、マウスの中にほこりが入り込んでいつか故障するんじゃないかとイマイチ不安。あとマウスを踏みつぶしそうになったことが何度か。
まあ、このへんは「ケンチャナヨ精神(大丈夫だ精神)」でカバーして、今日もマウスを縦横無尽に動かしながら、皆さんのために頑張っておる次第です。
[1999-07]