政治・行政
公務員
- 韓国の公務員は884,789人(1999年11月)であり、国民全体の1.9%を占める。
- 韓国で俸給が最も多い公務員は大統領で、年俸90,946,000ウォンである。国務総理の年俸は70,606,000ウォンである。
→大統領は日本円で年俸900万円ということですね。
- 一般職1級1号俸の公務員の俸給(1,071,000ウォン)は9級1号俸の月給(369,100ウォン)より3倍程度多い。
- 韓国の平均公務員は「40才の7級公務員で、子供二人があり、17坪のアパートに住む人」である。1998年7月1日を基準に政府が実施した全公務員センサスの結果、公務員家庭の月平均所得は191万ウォンであり、都市俸給者家庭の月平均所得(253万)の75%の水準であった。
→平均的韓国人を選定して取材する、という企画が時折週刊誌などで見られます。
- 韓国の行政区域は72の市、91の郡、90の区、195の邑、1,230の面、2,302の洞から成っている。
- 韓国の警察(総数146,895人)のうち22.1%は義警(義務警察)であり、12.4%は戦警(戦闘警察)である。警察官は61.6%であり、警察官1人が国民516人の治安を担当している。
→義務警察、戦闘警察は軍隊に行く代わりに行くところです。戦闘警察の仕事は主にデモの取り締まり。
- 1998年の1年間に64人の警察官が殉職し、692人が公務遂行中に傷害を受けた。
選挙
- 韓国人の有権者の54.7%は大統領候補の夫人のイメージが候補の選択に影響を与えると答えた。
→韓国で評判が悪かった大統領夫人は全斗煥大統領の奥さん。前回の大統領選で落選した李仁済候補の奥さんも人気がなかったようです。
- 韓国の選挙投票率は次第に低くなっている。歴代大統領選挙で最も投票率が高かったのは1960年3月15日の第4代大統領選挙で、97%の投票率を記録した。1997年の第15代大統領選挙での投票率は80.7%であった。
→低くなったと言っても、80%もあるわけですね。なお、総選挙の投票率は1996年が63.9%、今年が57.2%でした。
- 韓国人の88.5%は、現在299人である国会議員の定数を減らすべきだと答えた。
→韓国は一院制です。今年の春選挙があったので、次回の選挙は2004年になります。
政治意識
- 韓国の政治家、上級公務員、企業家、専門職従事者などの51%は金大中政府になっても地域感情は過去と変わりがないと思っている。30%はよくなった、19%はさらに悪くなったと思っている。
→韓国の地域感情問題、日本でも紹介されていると思います。選挙の投票結果には地域感情がよく反映されます。
- 20代のうち二人に一人は「尊敬する歴代大統領がいない」と答えた。韓国人の76.1%は「朴正煕大統領が歴史の中で尊敬される大統領にならなければならない」という金大中大統領の発言に賛成している。
→「朴正煕大統領の評価すべき部分は評価せねばならない」というのが大方の意見でしょうか。いずれにしても、韓国人は朴正煕大統領について話をするのが好きです。
- 韓国人の79.9%は警察や政府により拷問が行なわれていると信じており、拷問が行なわれていないと考える者は10.1%である。
- 1999年、韓国の国家清廉度調査対象99ヶ国のうち50位であり、ジャマイカ、リトアニア、スリランカと順位が同じである。
→韓国、ジャマイカ、リトアニア、スリランカ、って何か、サッカーの予選組み合わせのようですね。
- 韓国は国際透明性委員会が評価した「ワイロ指数」で世界18位の国家である。
→全部で19ヶ国の表が載っているのですが、1位(公務員に対するワイロが最も少ない国)はスウェーデン。アメリカは9位、日本は14位、中国(香港含む)が19位です。「誰にワイロを渡せば最も効率的か」も各国で異なるでしょうね。
- 韓国人の在外同胞は1999年現在5,644,558人であり、このうち49.6%が中国・日本などアジア地域に居住している。
- 「居住資格ビザ」(F2ビザ)を持ち韓国に住んでいる外国人は22,006人であり、このうち99.5%が華僑である。
→台湾国籍の華僑が21,897人であり、中国国籍は11人とのこと。ちなみに、「韓国はチャイナタウンがない国である」とは、よく言われる話です。
- 1999年は催涙弾が一発も使用されなかった(12月上旬現在)。催涙弾が最も多く発射されたのは1987年であり、発射数は673,588発であった。
→催涙弾も上向きに撃っている分にはまだ良いのですが、水平撃ちをすると死者が出たりします。
国家観
- 韓国人の88%は韓国人に生まれ韓国に住んでいることを誇りに思っている。
- 18~24才の韓国人のうち、韓国に対し満足している者は25.7%である。同年代のタイの若者は76%、フィリピンでは72.7%、日本では35.2%が自国に対し満足している。
→「誇りに思う」ことと「満足する」ことは違うんでしょうね。
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