幅指定男「今はモニター画面が大型化しているので、コンテンツ幅を100%のままにしておくのは良くないと思いますよ。例えば私のモニター(幅1680px)だと、普通サイズの文字が1行に102文字ぐらい表示されます。1行100文字あったら読みにくいでしょう? 文を読む時にテニスのラリーを見る時のように左右に首を振らなきゃいけないんですよ。1行30字ぐらいで折り返す(自動改行する)ように、width指定しておくべきです」
百パー男「いや、それは余計なお節介ですよ。30字で折り返すように設定してしまったら、読者が100字で折り返すように変更することができません。反対に、100%のままにしておけば、ブラウザ画面を狭くすることで、1行の文字数を自由に調整できます」
幅指定男「自由イコール善じゃないでしょう? 1行100文字あったら読みにくいに決まっています。新聞社のニュースサイトをフルスクリーンで見ていて、次にあるサイトに行った時に、そのサイトが1行100文字になっていたら、いちいちブラウザ画面を狭くしなきゃならない。面倒じゃないですか」
百パー男「でも、Wikipediaのアメリカのページなんかを大型モニターで見ても、読みにくい感じはしませんけど?」
幅指定男「それは特殊な例でしょう?」
百パー男「それと、大型モニターの人は実は画面全部使ってサイトを見ているわけじゃありません。大型画面の人は画面左側でYouTubeを見ながら右側でネットの文を読んだりするわけで、その時は幅が800pxになったりします。1行100字じゃないわけです」
幅指定男「じゃ、幅800pxを想定してサイトを作っておけばいいじゃないですか」
百パー男「いや、幅は800pxにしたり600pxにしたりするわけで…。それをサイト制作者が幅800px以上に固定してしまうと、横スクロールバーが出て、右の方が読めなくなるんですよ。特に、最近は横幅1024pxに決め打ちしているサイトが多く目につきますが、あれはなんとかした方がいいと思います。1024pxのモニターでタクスバーを縦にしたら横スクロールバーが出て来るんだからイヤんなっちゃいます」
以上のように、サイト制作者がページの幅を指定すべきかどうかは永遠のテーマであるわけだが、横スクロールバー出現については、width指定ではなくmax-width指定をすることで解決することができる。
ブラウザを幅800pxぐらいにして見ている場合。width780px指定でもmax-width780px指定でも同じように見える。

ブラウザ画面を500pxに狭めた時に違いが出て来る。
width780px指定してある時は右側が隠れてしまい、横スクロールバーを使うことになる。

max-width780pxを指定してある時は文が柔軟に折り返すので読める。

このようにmax-widthは読者の利便性が高まるスグレモノであるわけだが、私がmax-widthを好きなのはブロックが崩れていくさまがディカプリオの映画『インセプション』を彷彿させるからなのかもしれない。
てなことだが、このmax-widthには注意点がある。以下はその注意点の説明。(まあ、個人サイトはIE6、iPadは無視してもOKだろうが…。)
[2011-09]