巻頭句 2007
微ニ入ルソウルの巻頭句のバックナンバーです。- は更新を休んだ週です。
- 0106 人参も蛇口の向きも寒の内
- 0113 -
- 0120 冬枯れの地よりにょっきり消火栓
- 0127 おてもやん歩きをしては春隣り
- 0203 -
- 0210 浅春の睡魔に会はず帰りけり
- 0217 -
- 0224 にはとりの中は鶏肉春寒し
- 0303 囀やタイムカプセル眠る丘
- 0310 -
- 0317 春の夜を頸かしげゐるスクーター
- 0324 はからずも悲しきケーナ花曇
- 0407 俳句といふデジタルな趣味白木蓮
- 0414 -
- 0421 数独のペン行き来する春の暮
- 0428 飼ひ馴らすメタボと春を惜しむなり
- 0505 大写しの踵ひび割れ夏来る
- 0512 -
- 0519 スカートは羅二枚重ねたり
- 0526 -
- 0602 北北西を指してるいちご十五粒
- 0609 東屋の膝こねまはす半ズボン
- 0616 少年の時ありトマトすゝりをり
- 0623 -
- 0630 半袖をすりあふ他人七人掛け
- 0707 -
- 0714 缶ビールふたりはおなじ夜を見上ぐ
- 0721 生ビール人妻の唇濡らしけり
- 0728 噴水に濡れず湖面はさんざめく
- 0804 夏漢江バス思ひきり弧をゑがき
- 0811 -
- 0818 レジかごをはみ出す西瓜断面図
- 0825 緑陰を出でて迷彩服のまゝ
- 0901 夕暮れて店先葡萄の香に湿る
- 0908 -
- 0915 まとひたるもの息づくやセプテンバー
- 0922 此の国の天高きことたゞならず
- 0929 -
- 1006 朝冷えや写真館には闇ひそむ
- 1013 韓心地落葉する時遠太鼓
- 1020 屋上に来て月のおぞましき程
- 1027 幼な木の空に誇らぬ紅葉色
- 1103 思ひ立ち落葉するなり風なき日
- 1110 -
- 1117 空青く辻売りみかんつゝがなし
- 1124 霜の夜のくちびるあたへ独りなり
- 1201 -
- 1208 国境の底冷えだらけといふ仕打ち
- 1215 -
- 1222 南侵のトンネルといひぬくきこと
- 1229 耳袋男来るくちとがらせて
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