巻頭句 2005
微ニ入ルソウルの巻頭句のバックナンバーです。- は更新を休んだ週です。
- 0101 幾年や毛皮夫人となり眠る
- 0108 -
- 0115 凍てる夜やサンチュにミスト降りそそぐ
- 0122 自販機の背中冷たき徳寿宮
- 0129 -
- 0205 野球部に春の光の来てゐたり
- 0212 ご近所の一人ひとりに余寒かな
- 0219 浅春の光からめむかるめ焼
- 0226 -
- 0305 蛇腹バスぬらりと曲る春の淵
- 0312 イアフォンで繋がるふたり春の星
- 0319 -
- 0326 肉厚のもの噛めば月朧なり
- 0402 -
- 0409 佐保姫はどこ印度象身もだえす
- 0416 春深し乳房を掬ふやうに抱く
- 0423 -
- 0430 ランニングマシンに蒸され初夏の空
- 0507 豆飯や鍾路を心のアジトとす
- 0514 南風や網にカルビを展げれば
- 0521 うえしたに揺れて刃を研ぐ薄暑かな
- 0528 -
- 0604 竹夫人天突きて風受けとめず
- 0611 東京は冷し中華の頃ならむ
- 0618 万と詰め青梅の青あはきまま
- 0625 二拍子で叩きまはるや西瓜売り
- 0702 冷房や囁きつづくキーボード
- 0709 梅雨曇なれば漢江うすみどり
- 0716 -
- 0723 窓外は極暑青磁の壷は立つ
- 0730 蝉捕りの安寿厨子王くもりぞら
- 0806 うすれんがいろの街なり今朝の秋
- 0813 -
- 0820 稲光と書けばゲシュタルト崩壊す
- 0827 -
- 0903 八方に枕の高さに虫の鳴く
- 0910 -
- 0917 頑なに硬き煎餅月の夜
- 0924 ハイヒールこつりと鳴るや美術展
- 1001 -
- 1008 唐辛子しづかに干さるゝ陽ざしかな
- 1015 交番に月光ふるよキムサッカ
- 1022 -
- 1029 行く秋やツボ押して来る肘ひとつ
- 1105 立冬や安楽椅子の関節音
- 1112 冬帽の具合を空に確かめる
- 1119 -
- 1126 厚揚げもつみれもゐずにおでん鍋
- 1203 -
- 1210 冬晴やハイヒールの上に揺れるもの
- 1217 -
- 1224 釈迦像の肩に南山眠りをり
- 1231 -
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