巻頭句 2003
微ニ入ルソウルの巻頭句のバックナンバーです。- は更新を休んだ週です。
- 0104 雪降りゆく雪に重さのあるごとく
- 0111 −
- 0118 リアカーに引かるる道や息白く
- 0125 靴紐のほどけてばかり春隣
- 0201 枯れてゐてバスより見れば木々は春
- 0209 浅春の時計屋くどいほど三時
- 0216 がりがりとバラード流し卒業す
- 0228 春雨や父子はフード母は傘
- 0301 -
- 0308 鳥ぐもり自己責任で道わたる
- 0315 朧夜や海越え来たる小さき顔
- 0322 杖持たず小刻みに行くうららかな
- 0329 竿立ててビルの春塵拭ふなり
- 0405 木蓮やあの日のままの木工所
- 0412 桜咲く哀しみといふものを咲く
- 0419 傘させば音は大振春の雨
- 0426 春昼や迷彩服で戯れあつて
- 0503 柳絮には柳絮の生理登校路
- 0510 −
- 0517 いちごの香撒き散らしては露店留守
- 0524 靴二回掃けば五月の光かな
- 0531 とりどりのブラウス田植実習生
- 0607 −
- 0614 五月雨の底をヤクルトレディ来る
- 0621 露店商まづ青梅の青を盛る
- 0628 −
- 0705 屋上に一塊の風梅雨曇
- 0712 −
- 0719 大男ゐて火は吹かずビアホール
- 0726 −
- 0802 クーラーのある世に戻る通話後
- 0809 かざすものかざしゆきかふ残暑かな
- 0816 果肉に刃立てて西瓜は売られをり
- 0823 −
- 0830 どこまでも水の惑星秋漢江
- 0906 一ト月を鞄に眠る秋扇
- 0913 −
- 0920 秋分の夜を茄子紺の充満す
- 0927 残る蚊や街騒いつのまに消えて
- 1004 天高しいづこにランゲルハンス島
- 1011 −
- 1018 秋澄むや綿菓子は子の頭大
- 1025 水澄むや紅く蒸されし花餃子
- 1101 黄落や階段に来て密着す
- 1108 メモ:煉瓦敷濡落葉同窓会
- 1115 -
- 1122 冬銀河ボールつきつき帰る子も
- 1129 霜月や未読リンクの青光る
- 1206 牡蠣割女猫背の客を並ばせて
- 1213 くるりんと淑女をまはす忘年会
- 1220 ゆるやかに鐘ふりあげて慈善鍋
- 1227 人呼べば懐手ごと振返る
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