巻頭句 2001
微ニ入ルソウルの巻頭句のバックナンバーです。- は更新を休んだ週です。
- 0106 雪の道けふは珈琲色の道
- 0113 助手席に乗込んで来し雪女
- 0120 炭負ひの踏む石段の傾けり
- 0127 髯を蒸す儀式に北の窓をあく
- 0203 鉄橋に立春の白浴びにけり
- 0210 吊革をパパとにぎにぎ山笑ふ
- 0217 本堂に余寒まとひて待ち合はす
- 0224 客さばく出刃でもありぬ春夕べ
- 0303 三月の夜を桜に悩まさる
- 0310 遍路かもビジネスホテルつなぐ旅
- 0317 真四角のバス追ひかけて春コート
- 0324 脚線をたどれば春の闇の淵
- 0331 マネキンをひしととりこむ万愚節
- 0407 買ひ食ひはカルチヤー帰り影うらら
- 0414 春雨や愛の賛歌てふドラマ
- 0421 風車かぜおもひだしまはりけり
- 0428 ゆくはるを大陸人の体温と
- 0505 夏きたる黄色いシャツを干す二階
- 0512 往来の盥にそそぐプチトマト
- 0519 校庭の蟻のいろはにほへとかな
- 0526 薫風やはねてはひらくチアガール
- 0602 セメントと六月の日を和へてをり
- 0609 含むたび時間のとまるかき氷
- 0616 甚平や肴もさげて無敵なり
- 0623 ペディキュアに光はじける冷房車
- 0630 夜濯ぎにリフレインするTSUNAMIかな
- 0707 時に膝うちならすなり涼み台
- 0714 水を打つ来てゐるはずのEメール
- 0721 蝉鳴きていよよ奇怪カラオケ屋
- 0728 向日葵のひとりうつむく雨上り
- 0804 炎昼や身をひきずっているデジャヴ
- 0811 騎馬戦のやうに西瓜の四つづつ
- 0818 配達に行くでありんす西日中
- 0825 二人目を落し車窓は秋の夜
- 0901 セプテンバー膝の裏にも運命線
- 0908 −
- 0915 林檎ひとつ聖書へ朝日届きけり
- 0922 九月逝く満員電車ハーモニカ
- 0929 寝室の月光へ脚伸ばしけり
- 1006 お返しのタッパウェアに栗幾粒
- 1013 肉焼けば肉が真ん中運動会
- 1020 黄落や携帯に首傾げゆく
- 1027 そぞろさむ灯ともしてこそ貝汁屋
- 1103 オンドルは入れず趙容弼を聴く
- 1110 花瓶据え始まる二人だけの冬
- 1117 ドアガラス頬に冷たき家路かな
- 1124 −
- 1201 はんぺんも昔話もおでん色
- 1208 束ねられ百足は無言冬の市
- 1215 地下街にきびきび動く生サンタ
- 1222 オンドルや掌で客座を探す
- 1229 凍鶴の祈りの中に立ち尽す
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