巻頭句 2000
微ニ入ルソウルの巻頭句のバックナンバーです。- は更新を休んだ週です。
- 0101 哲人の生首ならぶ初湯かな
- 0108 着ぶくれて卵の上の卵型
- 0115 それぞれの層に葉を抱き川凍てる
- 0122 起き上がるまで大笑い雪の道
- 0130 懐手出てもしもしの始まりぬ
- 0205 春寒に相聞鳥の一所懸命
- 0212 春の鳩銀色放ち飛びにけり
- 0219 山笑い鳩や子供のわらわらと
- 0226 春ひなた伝い取留なき話
- 0304 如月や風止むことのなき聖地
- 0311 春風や抱かれる男抱く女
- 0318 ものの芽や月にマリアに近き街
- 0325 都人太鼓腹なり影うらら
- 0401 陵の高き高きへ木の芽風
- 0408 長身のお方と泳ぐ花衣
- 0415 囀や青空を置く数多の木
- 0422 髪切りに来て葉桜の停留所
- 0428 銃眼の中は霞に沁みし村
- 0506 僧の唇桃色にして仏生会
- 0513 光州へ山の青葉と檄文と
- 0520 のわーっと風河馬くんの仕業なり
- 0527 夏めくや湖の速度に乳母車
- 0603 三人に日傘二つで立話
- 0610 −
- 0617 お見舞に行く道坂道ねむの花
- 0624 汗まみれ五品を喰うや露店商
- 0701 蜘蛛の巣の主の失せし厠跡
- 0708 −
- 0715 讃美歌の途絶えてよりの夏木立
- 0722 三匹の蝿謀りをり女子トイレ
- 0729 扇風機モアレしづかにゆるやかに
- 0805 本論に入るまで扇子ばさばさと
- 0810 坂下の店に西瓜の溜りけり
- 0819 −
- 0826 日輪を遠くに押して秋の風
- 0902 新涼や杖ふつて行く散歩道
- 0909 台風に屋根失って空青し
- 0916 王宮の石のさざなみ秋澄みて
- 0923 祈らずに下り来て怖し秋の蜂
- 0930 そこここにさてはの男女秋の蝶
- 1007 万国旗たわわに明日は運動会
- 1014 秋声や彼女に耳をいぢらせて
- 1021 芒野の責められて責められて風
- 1028 風音や機影吸ひ込む紅葉山
- 1104 同僚も別テーブルでキムチ鍋
- 1111 小六月議事堂のヘテ顔柔し
- 1118 山遠く眠らせ百年松の幹
- 1125 −
- 1202 凍てつきしエイに泣き顔笑ひ顔
- 1209 晩年の写真は笑みて冬日向
- 1216 凍てる手に手をからめ沈黙続く
- 1223 午後四時の逆光にある返り花
- 1230 元日や運転上手威張る母
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