(1)から(9)まであり、結構長いです。2000年11月作成。
この話、ネット上で公開しても大丈夫なのかやや疑問が残りますが、ま、いいでしょう。
日本から50代の男女5人(夫婦二組+女性)が来ることになり、ソウル在住の私がアテンドすることになりました。うち、一組の夫婦は、今回が初めての海外旅行とのことです。
旅行の1ヶ月前ぐらいから、電話とFAXで日本とのやりとりを始めましたが、この段階ですでに、色々恐ろしい話が伝わってきます。いわく
さらに旅行の直前になると、
などなど。
「こんな人たちで、案内する人間は大変だろうけど、よろしくね」とのことでした。
さて、この一行のスケジュールですが、成田の空港に一泊して、朝9時半に成田を出発し、ソウルにやって来ます。その日はガイドさんの案内で、昼食(ビビンバ)の後、景福宮、南大門市場、免税店を回ります。夕方ホテルに入ってから私と合流。この日の夜と翌日まるまる一日が私がアテンドする時間です。翌々日は朝一番で日本に帰ります。
「韓定食を食べながら民俗ショーを見たりするのはどうかと思うんだけど…」と言うので、「民俗ショーはビデオなんかでも見られるし、あまり面白くない。それよりも、何かを体験することを考えるのがいいのでは?」と答えたところ、「エステの体験、またはキムチ作りの実習がしたい」とのリクエストが来ました。
<見る、よりも触れて感じる>
私自身、観光バスの窓から街を見るだけのような旅行は嫌いなので、日本から来た人たちにも「触れて感じる旅行」をしてもらいたいと思っています。その方が、こちらのスケジュールの仕込みがいもあるというものです。
初日の夕方、携帯電話に連絡が来て、ホテルで合流しました。
「今日の観光はどうでした?」と聞いたところ、「ビビンバがおいしかった」とのことでした。朝、成田ビューホテルでバイキングを食べて、機内食を食べて、ソウルでビビンバ。食事攻めですね。
すでに南大門市場でお土産用の海苔を購入したらしい。この一行の特徴として、来た時から「どこどこの家のお土産は何々。どこどこへは何々でいいだろう」との話題が多い。まるでお土産を仕入れに来たような旅行です。ある人からは「お土産は海苔がいい。海苔を買って来て」と指定されたそうです。最近、日本では韓国海苔のファンが増えているようですね。韓国の海苔、日本の海苔、それぞれ美味しいと思います。
買った値段を聞いてちょっと高いと思いました。海苔だったら、大型スーパーマーケットで買うのが一番合理的じゃないのかな。高い安いもあるけど、「現地の人が普通に食べているもの」を持って帰るというコンセプトがいいと思う。
ホテルのボーイさんへのチップ。
一組の夫婦はチップを50円渡したそうです。
50円!
一組の夫婦は千円渡したそうです。
豪華! 50円と千円の違いは大きいです。
「だってさあ、ガイドさんに『チップはいくらぐらい渡すんですか』と聞いたら『300円か500円ぐらい』って言うから…」
ガイドさんと運転手には合わせて500円渡した由。
ちなみに、韓国ではホテルのボーイへのチップは(よほど特別のことを頼まない限りは)不要です。また、一流ホテルでは、ボーイはチップを受け取りません。
参考までに、韓国人が海外旅行をする場合は、観光客代表のような人が言い出して、全員から10ドルづつぐらい集めて、それをガイドと運転手へのチップにするのが普通だと思います。(3日ぐらいの日程として)
さあ、この旅行はどうなるのか。次回は夕食篇です。
[2000-11]