ソウル俳句会第八句集の校正
ソウル俳句会第八句集をお持ちの方は15、16ページを次のように直して下さい。
- 名前の部分
- 「杉山 杉久」→「杉山杉久」。ま、これは好みの問題という面もあるでしょうけど、俳書や一般の文学書では姓二文字、名二文字の場合、通常姓と名の間は空けないと思います。(これについては以前にトピックの姓と名の間で述べたのでここでは詳しく触れず。)
- 一句め
- 「すする」→「すゝる」。
爛々とをとめ樹上に枇杷すゝる 橋本多佳子
という句があるわけで、橋本多佳子以外の人間が「すゝる」と書いても特に問題があるとは思えませんが。
- 四句め
- 「おきそうな」→「おきさうな」。十句並べている中で旧かな新かなをちゃんぽんにするのは良くないのでは? それと、「おそろしきことおきそうな」と書くと、あまり恐ろしい感じがしないと思うんですけど。
- 五句め
- 「起こして」→「起して」。「起して」と書いても「おこして」と読むのだから「起して」と資源節約出来るのでは? また、この句の上の方で「早起きの」ではなく「早起の」と書いているのだから「起して」の方が良いのでは?
- 六句め
- 「干さるヽ」→「干さるゝ」。
繰り返しの記号は「ゝ」「々」などです。ひらがなの繰り返しは「ゝ」です。
- 一句め〜十句め
- 均等割付(句の高さを統一する)をきぼんぬ。各種の俳誌を見て俳句の書き方を研究して下さい。
- 名前の平仮名表記の部分
- 「すぎやま さんきゅう」→「すぎやま・さんきう」。
そもそも日本語の文に全角アケというのは無いんじゃないかなベイビー、と思ってしまう十一月の夕暮れ。単語と単語の間には通常「、」や「・」「と」などが入るのであって、英語のスペースのようなものはないんと違うの?
「ジョージ ブッシュ」と書かずに「ジョージ・ブッシュ」と書くのだから、それに準じてナカグロ使用の方が良いのでは?
それから、「杉久」の読み方は「さんきう」。従って、私の感謝表現法は「サンキュー」ではなく「サンキウ・ベリ・マッチ」式であり、「杉久」の英文表記は「Sankyu」などではなく「Sankiu」であるという、一部(愛知県の某地域など)では良く知られた事実。
全体的な印象として、「朝焚火」の十句は既に「韓を詠む」の二千三年にあるのだから、そのページ(一句めの頭から十句めの終り部分まで)をコピーしてワープロソフトの画面に貼り付ければ誤字脱字は生じようがないはずだけど?と思いました。十句のうち四句が改変されてるって、ある意味すごい世界。
ってゆーか、読者の立場に立って言えば、上記校正画像を参考にしつつ句集を見るよりも「韓を詠む」の二千三年を見た方が早いわけですが。
あと、スキャナーした画像がすっげー汚い点について、これはスキャナー屋の兄ちゃんの技術力不足という面もあるんでしょうけど、「もともとこの句集は毎年毎年裏のページの文字が透けて見えて見苦しい」という点を指摘しておきたいです。
[2003-11]
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